2010年2月アーカイブ

昨日、couldというブログを書いているヤスヒサさんのエントリーを読んだら非常に興味深く自分の感想もふまえて、考えてみようと思います。そう今年のテーマ「見る」です。

Webの業界というのは非常にテクニカルな面の強い、専門性の高いものです。でも使う人というのは専門性の高い人ばかりではもちろんありません。なのに、多くのWebを作る人たちは、新しい技術、新しい表現に目を向けがちです。ここでとても困る事があります。Web業界というのは普通では考えられないくらいのスピードで様相を変えているということです。今日新しいことは、1ヶ月後には、もう古い...なんてこともあり、2年前くらいの技術はもう廃れてたり、さらには、せっかく技術を覚えても、便利なアプリケーションが開発され、いとも簡単に覚えたものを補完してしまいます。

ヤスヒサさんのエントリーを引用すれば
様々な技術や Web サイトが生まれては消えて行く Web の世界。
ということでしょう。

誤解を恐れずにいうならば、技術というのは水物です。流れて行くもの。特に、ITやWebの世界はそれが激しいのではないでしょうか?でもその中で生き残って行く...というとなんか仰々しいので、仕事をきちんとしていくために必要なものはなんでしょうか?

それは「新しい技術」への探究心でしょうか?確かにそれもあると思います。新しい事をやることで、目をつけてもらえて、仕事ができる。それも確かに正解かもしれません。でも僕はその新しい技術への探究心は枝葉のような気がしています。もっと幹となるもの、さらには根っことなるものが本当のスキルとして必要なのではないでしょうか?


クライアントに選ばれる 人材 / 会社は、とてつもなく高いスキルをもっているわけではなく、それ以外の「何か」があるからではないでしょうか。それは人を繋げる力なのか、気軽に相談でき る雰囲気なのか、恐れずに上司やクライアントに別の提案が出来るか・・・様々あります。

ヤスヒサさんのエントリーのこの部分。非常に感銘を受けます。

僕はこのエントリーをそしゃくしたときに、「デジタルとアナログ」というワードが頭に出てきました。Web業界にて大きな技術というのはもちろんデジタルです。デジタルの技術を駆使して、さまざまな表現やシステムが出来上がって行きます。では、Web業界のアナログとは?それは、単純に営業活動であるとか、電話での対応であるとか、結局は業界という特徴はなく、人とのつながりだと思うのです。

人はアナログ。デジタルは道具。という構図をイメージした時、本当のスキルはアナログなのではないかと思うわけです。道具は変える事ができれば、どんな風にもなれます。でも人(自分)というものがしっかりしていないとその道具は使いこなせません。

Webは専門性とテクニカルな要素が多いものです。しかもそのほとんどがデジタルです。デジタルという専門性テクニカルな部分を磨くに磨いて、自分というアナログを鍛えなければ、道具もいきてこないと思います。

Web制作の本当のスキルとは、「アナログ」要素の強いものだと思います。
「アナログ」は面倒くさいです。でもその「面倒くさい」ことに本当のスキルがある気がします。

だから僕が思うWeb制作の本当のスキルは、
泥臭くとも、面倒でも、とにかく地道に無駄かもしれないことができるかどうか。
かと思うです。


下手な文章ですみません。




ちょっと仕事も落ち着いたので、報告とフォローもかねて書き込みます。
先日、HTML5+αの勉強会 第4回目に行ってきました。正直、体調が思わしくなく、あまり本調子ではなかったけど、セッションをひとついただいて、今回はタグの話をしてきました。

なぜ、ここに来てタグの話をしたかというと、マークアップエンジニアとして、タグの重要性をもう一度考えなおしたかったこと、それからプログラマーの人たちが結構多い、この勉強会でタグの重要性を語ることで、プログラムの品質をあげるきっかけになれば・・・というところ。

このセッションで言いたかったことは、ただひとつ。

タグには意味がある。その意味をもたせることがすごく重要。

ということにつきます。

まず、なぜタグというものができたのかというのを考えてみて欲しいと思ったわけです。ブラウザのためにタグができたのではないということです。情報の整理のためにタグという付加情報が出来上がった。ひとつの文書(ドキュメント)を細分化し、その情報に対して、タグと言う付加情報を与えることで、なにげにある情報に意味を持たせたわけです。

僕はこの考え方は、インフォメーションアーキテクチャ(以下IA)につながるものと思っています。文書というのは情報の塊です。その塊を整理してあげることで、例えば分類がしやすくなる。例えばざっと情報を得ることができるということだと。それは情報の構造化。つまりはIAです。

マークアップという作業は、ページ単位でのIAだと思っています。ただし、そこには答えというのは存在しません。ただ、考えてやるのかやらないのかによって、その質が現れるし、その先の効果というものが見えてくるのではないしょうか。

これは例えば、「歩く」という動作で考えてみるといいかもしれません。我々は、日々「なにげに歩いています」。そこには特別な意識もなく、行われている動作です。そこに、「正しい歩き方」を意識することで、ダイエット効果であるとか、姿勢がよくなるとかの効果が出てくるわけです。

文書の中のマークアップという作業も同じこと。マークアップはブラウザで表現するためだけにするのであれば、「なにげにマークアップ」でも問題はありません。それは我々が「なにげに歩いている」ことと同じようなことです。特に問題もなくブラウザで表示は可能です。そこに意味を持たせたタグをつけることで、「なにげ」から脱却できるのです。という話をメインにもってきたのです。

プラスアルファで言いたかったことは、プログラマーの方々にむけたことでした。
世の中にある様々なプログラム(ASP,APIを含む)は、情報を集めることには長けています。そして情報を集めるという意味で考えるとHTML5になって、タグの情報が細分化されたことによって、より集めやすい状況になっていると言えます。

ただ、集める情報も使われて当然ということを考えましょうということ言いたかったわけです。具体的にいうと集めて吐き出された結果はきちんとした情報構造になっていますか?ということです。
情報を集めるというのは、その人のフィルターがかかったものになります。情報が雑多にある昨今において、情報の価値を決めるひとつの要因としては「個人のフィルター」があると思います。
そのフィルターがかかった情報に価値があると思うわけです。なら、その情報をさらに多くの人に提供すべきではないかと思うわけです。情報を提供するなら自分たちが集めやすかった形としてアウトプットする必要があるのではないでしょうか?ということです。それはマークアップでありタグの意味付けということだと思うわけです。

情報は今後集めるだけではなく、情報をさらに使ってもらうという方向にもっていくこと。それはすべての制作というカテゴリーにいる人達が今後意識していかないといけないことだと思います。

そんなことをセッションで語ったわけです。せっかく最近勉強中である、IAの話とかも含めて進めてみたかったということで・・・。まだまだ全然答えが見えないことですが、少し考えてみたかった。それをタグというアプローチからせめてみたという感じです。

思うままに書いたので、重複している内容もありますが、そこいらはご勘弁。
またそんな機会を見つけて考えてみたいと思います。

スライドをシェアします。


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